Thursday, September 13, 2007

DAコンバ~タ~の限界

アンプの開発が進んできたら、どうにもできない問題が浮上してきている。
ひとつはDAコンバ~タ~の限界がみえてきている。
もうひとつは環境電磁波の問題。

環境電磁波はAMラジオ電波をはじめ、携帯、各種無線など蔓延しているが、
アンプにスピ~カ~をつなぐと電源を入れていないのに観測される。
以前はアンプの発振だと思っていたが、
電源OFFでオシロで認められて気がついた。
ノイズカットトランスなどでアイソレ~ト(ノイズから遮断)し、
電波暗室内で使用すれば問題なくなるとおもわれる。
ついで問題を解決するには、
バランス接続、スピ~カ~内部の電磁シ~ルド。
いずれもアンプのせいにするには問題がありすぎる。
これらの環境電磁波を消してしまうことは難しい。
もちろんアンプはこれらがあってもなくても問題なく動作するようにつくられるが、
これらの変化で音色がわずかに変わる。

DAコンバ~タ~の出力波形はいわゆる歪がなくても、
あまりに幅広すぎる。
うちにある一番よいDAコンバ~タ~でもうちのアンプの数倍の幅(電圧偏差)で出力される。
細い線で細かく描くのではなく、
幅の広い筆で(正確に)波形を書いているようなもので、
これらがある程度広いほうが太い音で、好まれる聴きやすい音といえるかもしれない。
しかし反面、分解能に限界が来ている。
むしろアナログディスク(いわゆるレコ~ド)のプリアンプのほうが細かい。

今のところト~タルではアナログディスク再生は、
レコ~ド盤の状態、ハムノイズ、針先のトレ~ス状態などでCDに及ばないが、
まだまだ可能性は高い。

ユニットさえよければと思われているスピ~カ~のBOX問題も今後の課題。

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