キクチ式スピーカーボックスでない 通常のボックス 吸音材なし
Alpair 6 ユニット使用 中央部分に定在波のピークがはっきり見える。
高域は暴れがあるがフルレンジではかなり良い方。
フルレンジは素直でいい音がするという声も聞く。
かなり良いユニットであることは認めるものの、
ワタクシには女性ヴォーカルの声帯は金属片でできているのではないかと思え、
Vnなどは安物の楽器に聞こえてしまう。
これは定在波によるものではなく大抵のム~ビングスピ~カ~
いわゆる普通のフルレンジに付きまとうもの。
音楽家(もと??)の端くれとして演奏する場合、
高次倍音までそろった楽音を求めたいと思っている。
そうでないと本当にハーモニーは澄んでこない。
倍音部分がけんかを始めるのだ。
最近のベルリン、ウインのむにゃむにゃでも
合奏ではなく独奏者の集団で皆目立とうとしているように聴こえてしまう。
特にまともなチェロが少なすぎる。
高音域を何であんなに高く取るのぢゃ~~
ヴァイオリンの後ろのプルト、コンマスの音きこえる?
チェロの倍音に合わせたくならない?
ウェルナー・トーマス・ミフネ(クルトトーマスの息子とか)
あるいは天才田崎瑞博、最近では西沢央子氏ほどのといわないまでも
まともなチェロを聴きたいぞ~
同時に旧来のスピーカーに慣れた人にとっては問題にならないのかもしれないが、
部分音がある帯域にまとわり付くとかえってよく聞こえることもある。
中高域に付くとJazzyな音になり、女性ボ~カルがかえってそれらしく聞こえてくる。
中低域につくとかえってベ~スの存在感が増す。
しかし、アコ~スティックなもの、微妙な音色の違い(楽器の材質の違い等、楽器特有の部分音の違い等々)が求められる音源では一本調子に聞こえてきて
高価な楽器や途方もない練習が意味のないものにさえ聴こえることがある。
スピーカーはギター弾きなどには特徴を出すための個性が求められるいわゆる楽器だが、
いろんな楽器を再生するためのスピーカーは部分音や3次の倍音が少ないほうが好ましいと思います。
まあ、好ましいと書いたように、好みの問題ですね。
意見には個人差があります。
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