Saturday, June 18, 2011

放射線におもう

放射線:

電磁波の仲間で波長が極めて短い。
シーベルト先生が人体への影響を研究。
シーベルトと言う単位の由来になっていることは有名な話。
で御用学者先生たちによる科学的な論議される場合の自明の根拠のように扱われている。

科学と言われるものは再現可能な知見によって多くの支持
(あるいは反証の余地)を得ているものに限ると言われている。
しかし科学的に認知されているものはすべてと言っていいほど
「ある条件の下に」という限定された
ごく限られた範囲での正しさでしかない。
また多くの場合「1:1の相互関係」を前提にしている。

つまり「科学的」と言うことは無視している部分があり、
全体には言及していないと言うことの自白である。

「科学的に証明されている」は「数学的に証明されている」
こととは比較にならないほどでたらめと言っていいのである。

電磁波の相互作用は物質によって、
また波長によって異なると言われている。
IH調理器は鉄類に、電子レンジは水に、(携帯電話は脳に??)
働きかけると言われて実用化されている。
可視光の場合たった1オクターブの範囲(700~350nmナノメートル)
であってもずいぶん受け取る感じが異なる。
紫外線あたりからガンの影響があると認知されている。
紫外線も美容上?大きく二つに分けられ影響が異なるとされる。
さらに短波長の放射線としてレントゲン撮影やCTスキャンで使われるX線(1nm以下)、
より短いガンマ線(0.01nm以下)と分類される。

一般に短いほどエネルギーは大きくなる。
(放射性物質の違いによる)波長の微妙な違いの影響
(自然放射線中にできる突出したピークがあやしい)
はあると思うがよくわからない。

さらに性質の違うアルファ線ベータ線がある。
外部、内部の被曝量、と被曝の部位(器官)
それらの混在した影響(三体問題以上)は本当のところお手上げになる。

放射線の影響の「科学的な知見」のために
ヒトを対象にして満遍なくテストするわけには行かない。
よって統計的手法によることになる。
広島、長崎、スリーマイル、チェルノブイリ、軍隊、実験室などから
収集した結果をもとにして「明確な違いが認められた」部分、
主にガンとの因果関係(1:1の相互関係)を調査を行う。

良心的な学者は体調不良の増加を指摘するが
「科学的な因果関係を認定できない」ゆえに
「科学的な知見」の対象外となる。

結果として因果関係のあるガンの発症は
あまり多くないとの結論になっている。

これを根拠に御用学者は「心配ない」
「喜んで食べる」を繰り返すことになる。

こうしたことでガンを発症した以外のヒトは
健康ぴちぴちである印象を与える。

たぶん、今回の福島の事故は放射線障害研究者にとって、
今後最新の「科学的知見」を求めるための垂涎のサンプルになるのであろう。

電磁波過敏症と言われる症状所見がある。
逆に鈍感症の人もいるだろう。
電磁波の影響は人によって異なる。
それが人の個性でもある。
当然放射線についても同様であろう。
それらがすべての人について解明されることは
まだまだ先のことであることは確かである。
本当のところはわからないのである。

宇宙移住時代に備えて放射線に強い人類に淘汰
させてゆくのもひとつの道かもしれないが、
ヒトを大切にしないヒトはヒトからも大切にされない。
不要な放射線被爆を避け、
少しずつ進化していくのはいかがなものであろうか?


 

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