Saturday, September 04, 2010

資本主義と民主主義

わが国は資本主義ではあるが民主主義ではないように思える。

(感想には個人差があります)

資本主義というより資金本位主義といったほうが適切かも。
昔、選挙権は家柄や高額納税者の特権であったこともあると習った。
いま、そこまで露骨ではなくともお金のない人は無用の社会になりつつあるように思える。

民間企業からサ~ビスを受けようと思うと当然お金が必要である。
行政も水道料、健康保険料を払えなければサ~ビスが停められる。

これが当然のように思われている。
生活保護は敷居が高い。
「自己責任」、「格差社会は必ずしも悪いことではない」などの思いやりのない主張が次第に国民に浸透し、
対象にならない低額所得者は社会全体から首を絞められている。

地球は人類が誕生したとき誰のものでもなかった。
腕力と知恵で土地の権利を決め、継承し、
お金を発明し、
それらの力によってさらにお金を生み出す仕組みになっている。
(共産主義でも同じこと)
手持ちのお金が多い人(国)は余程の失敗がなければより豊かになってゆく。

金利という不思議なものが発明され、
人類皆が一銭も使わず貯金したら誰のお金でも無限に増えることになる。
しかしそんなことは不可能だ。

この世の富が増えなければ金持ちは貧乏人(失敗した、あるいはこれからする金持ちも含む)から巻き上げる以外にない。

(感想には個人差があります)

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