あたまのよい人は善人?
乱暴に説明するが、
世の中、頭がいい人(以下、秀才)と、そうでない人(凡才)がいるとする。
秀才の中にも凡才の中にも善人悪人がいるであろう。
凡才の中のワルはバレやすいが、秀才のワルには悪賢いゆえにごまかされてしまう。
善人はあまり陰謀を企てないが、
緻密な陰謀を企てるのは頭のよいワルの専売のようなものだろう。
不正をはっきりした根拠の基に正しく暴くのはとても難しいことだが、
不正を働くの合理的根拠を示すことなど必要ないわけだからいとも簡単に出来る。
かくして頭のよいワルは出世できる。
世の中の事を見ていればよくわかるし、歴史もよく考えれば枚挙にいとまない。
わが国とは言わぬが、組織の中に、役所の中に、政党の中に、宗教組織の中に、
こうした優秀なワルはいないだろうか。
否、むしろ譲るということを知っている善人ほど排除されてゆく結果、
想像以上に多いのではないだろうか。
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