Sunday, September 16, 2007

さよなら LeS7.8T

LS7tが直ってしまった。
でLE8Tはさよなら~~~

まったく前と同じ音がする。
否、むしろ剥がれかけたエッジを直した分、よりまるい音になった。

友人はLes7.8tはジャッズにいいとか言って、もうひとつもLE8Tにしたらとか、
D208を入れたらとか言っていたが、
いいSPになってもよくあるいわゆるいい音のSPなので元に戻す。

つい再生に熱中して画像が乏しい。(いずれ)
ボイスコイルはオリジナル5.6~7Ωだった。
再生品は5.5Ωほど。
0.5g単位のはかりでオリジナル3.0g。
再生品も3.0g。
26mmの芯にプラスチックの30x81の薄板を巻き(隙間ができるがそれがミソ)、
芯には粉末潤滑剤(鍵穴用など)をまぶしておかないと抜けなくなる。
先端1.5mmほどから12mmしっかり二重に巻く。
線材は0.2mmでポリエステルのようだが、ウレタン線を使用。
錦糸線に直接ではなく(コ~ンに近すぎ!)、
コイルの引き出し線を残しておき、たるんだ状態で半田付けしてボビンになじませゴム系の接着剤で固定。
寸法どおり巻くとほぼオリジナルと同じ抵抗になる。
ダストキャップを外してコ~ン面(エッジ面)を定盤に置き、
25mmの芯にテ~プをまいて26mm弱の芯を造り、
コ~ンの穴を通して定盤に直角に立てるとコイルを正確につけられるだろう。
センタ~合わせは数10Hzを再生しながら擦らない位置を探せばやりやすい。

信じがたいが、ボビンはいろいろしらべてみるとなんとブロニ~フィルのベ~スらしい!!!
接着剤はニス、瞬間接着剤、ゴム系の一般に手に入るようなもの。
エポシキは使っていない。
ポリプロピレンのコ~ンは原則として接着しないが、
強引につけている、唖然。

それにしてもRogers LS7tは非凡なSPだ。
前にも言ったかもしれないが、凡庸なつくりに見えるがとんでもない。
LS3/5aやLS5/9,LS5/8などがまともな値段で評価されているようだが、
LS3/5aは能率が低く、低音が出ない。
あくまで外出用のモニタ~。
5/9はスペック上からもLS7に似ている。
5/9は見たことがないが、ユニットは物理特性はだいぶ違うようだが、似たようなもの。
プアマンズ5/9ともいえるものかもしれないが、
監視用SPでなく音楽を楽しむSPとしてはかえっていいのかもしれない。
能率も高い、38cウ~ハ~がいらないほど??低音も十分出る。
鳴らしこんでいるうちにバスレフ臭さも、箱鳴りも落ち着いてきた。
といっても、余裕のあるひとにはやはりLS5/8をおすすめ!

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