Sunday, December 31, 2006

補足 正しさと頭のよさ

世の中では頭の良い人は正しいことをよく知っている、正しい答えを導き出す、、、、
などと思われているようだ。
たとえば、ガソリンに火をつけると燃えるとか、
危険な金属ナトリウムでも水分を完璧に遮断すれば爆発を抑えることができるから
もんじゅに使うことが出来るとか、
臨界量以下のウランならバケツで運んでも問題ないとか、
劣化ウランは重金属の病原体としての影響を考えなければ放射線量はたいした影響ないとか、
米牛肉は公式の機関が安全といってるだけだから安全だとか、
米国では怪しい肉骨粉がいまだに鳥や豚などに与えられているが、
影響がわからないから安全だとか、
。。。
正しさはごく限られた条件で正しく、前提が異なり、立場が違えば簡単に誤りになる。
頭のよい人の中に、悪賢い人も含まれていると前に書いたけど、
その人たちが多くの正しさの中から自分たちに都合よい正しさを選択し言い放ちます。
正しさということだけで見れば正しいといわざるを得ないかもしれないけれど、
多くの人々によいことなんでしょうかね。

頭がいいということは、腕力が強いとか、目が見えないとか、老人力が大きいとか、そういったひとつの個性でしかないのです。
必要なのはこころざし。
公務員に必要なものは、第三者に奉仕するちからやこころざしの高い人でしょう。

まだ学歴を頼りにします?

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