スピ~カ~に直流
今回のLS7tのトラブルで改めてSPに直流を流してはいけないと肝に銘じた。あははぁ。
0.2mmのウレタン線の安全電量は80mAしかない!!!。
そこに数ボルト(今回は4V程度)の直流が流れていて安全電流を10倍ほどオ~バ~していたことになる。
数分間だったが、断線はしないまでも焦げが出来ていたし、ボビンも曲がってしまった。
以前、友人の持ち込んだ金田式DCアンプでラウザ~を壊したことがあったが、
金田式が悪いのではなく、入力ジャックの接続不良が原因だった。
20Hz以下の信号が出せるソフトもあるが、振幅が大きくなりボイスコイルのストロ~クを外してしまうと危険である。
ボイスコイルが動けなくなると過負荷のモ~タ~と同じで電流が多く流れる。
動きが阻害されると風にも当たることがなく空冷効果で発熱を発散させることが期待できなくなる。
いくら200W耐入力といっても、それはそのSPの使用帯域のことであって、
超低域、及び直流の話ではない。
8Ω200Wのアンプは8Ωだと40V5Aの出力能力があるということになるが、
電熱器ではないので直流の常時出力は無理であるだろう。
だが、たいていのSPを壊すだけの能力はある。
否否、8W出力のアンプだって十分に壊すだけの能力はある!!!。
1mmものボイスコイルを巻いたSPってみたことあります?(世の中にはありそうだけど)
ま~、ナチ宣伝用や軍事用などでなく、
ふつうのSP、ボイスコイルの安全電流(直流)は100mmアンペア以下だと命じておきましょう。
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