Monday, October 04, 2010

新しいユーザー


ありがとうございます~

県北のお医者さんにLS3/5サイズの改良型キクチ式スピーカーをお求めいただきました。
(Altecの上にある小さいほう)
そろそろ名前を考えなければならないので、
Tranquillo-5とでもしておこうと今は思っている。
トランクイッロとは確か「静かに!」という音楽用語。

やかましくない音。
静かで小音量で明確な音を目指して開発してきたシステム。

音を絞って明確な音がするためには散らかり易い音を
極めて厳格に集中させなければ成立しない。
それ故、逆に大きな音もとてもしっかりした音がする。

5リットルで200リットルほどもあるAltec604(H?)、
脇にあるアバンギャルドに遜色のない再生をする。
もちろん低音の量は負けるが弦の美しさ、音の明確さではウエを行っている。

低音が少ないとは言ったが38cmウーハーと比較すればの話で
13cmからとんでもないほどの低音が出ている。
こんなちいさなボックスでバランスをよくとることによって
伸びやかで充実した低音が出るものだと我ながら思う。
しかしながら改めてアンプがとても重要になってくる。
散漫なアンプや、素子のパラ接続を多用したアンプでは音が散らかる。
パワーがあってもこうしたアンプは実に多い。

よいユニットを適当なボックスに詰めればすぐよい音がすると思う人が多いようだ。
ユニットは弦楽器の弦と駒と少しの表板のようなもの。
最高級の弦を適当なバイオリンの形の木の箱につけても確かに音は鳴る。
その程度のスピーカーが世の中には結構ある。
スピーカーの音をまとめる過程でバイオリンのf孔の意味がよくわかった。
バスレフの共鳴効果だけではない。
箱を鳴らせばいいということでもない。

もっとアピールしたいところもあるが、
企業秘密に属するのでごめんなさい。

もはや大口径で量で勝負の低音時代は終わった!!!!などといっては見るものの、
38cmの604なり515なり改めて調整しなおせばどんな音になることやら。

ついでにプリメインアンプも発注を受けることになった。

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